地帝大学生の日常手帳

現役時全落ちだった筆者が、河合塾での浪人を通して偏差値15上げて旧帝国大学理系に合格した経験を赤裸々に綴る。予備校、大学受験、浪人ネタを中心とした雑記ブログ。

予備校(河合塾)でのクラスの選び方[クラス変更]

 こんにちは!今回はうっかり考えずに選んでしまいがちな予備校でのクラス選びについて、僕の失敗談も含めてアドバイスしていきます!皆さんが思っている以上にクラス選びは学習環境の整備の観点から重要なものです。このことを言及しているブログも少ないので、ぜひとも参考にしていって下さい!

 

クラス選び失敗パターン

 ちょうど一年前、浪人を決め、予備校説明会を回っていたときはまさに人生のどん底でした。自己否定を重ねるあまり、Googleで、「どん底 本」とか調べる始末でした(笑)そんな自信喪失した精神状態で予備校の説明会でクラス決めをしてしまったのでかなり失敗しました。

「俺は何をやってもダメなやつだから、下のクラスで基礎からコツコツ始めよう...」みたいな感じで志望校下位のクラスに入ってしまいました。

※予備校には、◯◯大志望クラスの中でも、上位クラスと下位クラスがある事がある。

 

下位クラスに入るデメリット

  1. 学力と意識の高低の相関
  2. くだらないプライドの発生
  3. 孤軍奮闘は辛い
1.学力と意識の相関

 これは、一番深刻です。◯◯大クラスとかに入ったとしても(結構難関大を目指すクラスだとしても)、意識が低い連中は結構います。そんで、学力が低いクラスのほうが、その傾向が顕著です。意識が低い連中とは、自習室前で(真剣に勉強している人の前で)永遠とバカ笑いしながら喋ってたり、喋り終わったと思ったら、自習室で眠りに入ったり、女(男)を口説き出したり、授業中に平気で私語をしたり、挙句の果てにお菓子食いながら授業受けてる連中もいました。彼ら自身が落ちるのは予定調和だとしても、こっち(覚悟が決まっている受験生)のペースが乱されるのは最悪です。まあ、どこのクラス行ってもそういう連中はいるのでしょうが、学力が高いクラスの方が、絶対数的には少ないです。ほんと、そういう状況は想像以上に耐え難いです。

 
2.くだらないプライドの発生

 クラスによって、結構担任する講師は変わります。根拠はないことですが、潜在意識的に、上位クラスの方が、良い講師が当てられているのではないかと思ってきてしまいます。また、クラスごとの平均点というものが出されます。はっきりいって、気にすることはないのですが、ここでもなんか嫌な感じになってしまいます。理屈じゃないんですが、くだらない劣等感は発生してしまいます。そういう負の感情を抱えながらの勉強は辛いです。度々言っていることですが、自分の勉強以外のところで、ストレスを溜めないことは非常に大事です。環境整備は極めて大事なのです。

 

3.孤軍奮闘は辛い

 これまで述べてきたとおり、意識の低い連中に囲まれながら、劣等感を抱えて勉強を続けるのはかなり辛いです。というか、その辛さはマジで無駄なんです。上のクラスに入れば、ある程度改善されることだからです。

 

クラス決定、クラス変更の勧め

 僕は、先述の通りの状況で前期を過ごしました。ですが、後期からは、クラス変更を願い出て、上位クラスに行きました。僕自身、クラス替えは、授業のやり方が変わるなどのデメリットは多少ありましたが、結果、以上の問題をかなり改善でき、メリットのほうが上回ったと思います。僕がこれを読む方に圧倒的におすすめできるのは、最初から一つでも(学力的に)上のクラスへ入る、上記の様な状況のクラスが嫌なら、忍耐なんてせず、さっさとクラスを変える。重ね重ねになりますが、受験生にとって、勉強の環境整備は大事です。あなたにとって、最善の学習環境を自らの手で作り上げましょう!

 

質問などありましたら遠慮なさらずコメント欄へお願いします!!

 

 

 

 

予備校で友達作りは必要か??

こんにちは!

今回は、浪人生でよくテーマとなる予備校で友達作りは必要かという疑問について一つの意見を述べていきたいと思います。

 

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予備校で友達作りは必要か??

 結論から言いますと、必要ありません。実際僕は、クラス内で一日に一回も人と喋らないのが普通でした。人生初だったぼっち飯も、もう慣れたもんです(笑)一応補足しておきますと、僕も高校まではガンガン友達作ってだべってましたよ(笑)。僕個人的には予備校入ってから仲のいい友人を作り始めるのはデメリットの方が多いと感じています。

 

予備校で友人を作るデメリット

  1. 自分のペースの乱れ

  2. 傷を舐め合いが始まる

  3. 集中して勉強する時間が減る

1.自分のペースの乱れ

 当たり前ですが、勉強は一人でやるものです。予備校通っているなら、質問は必ず先生にしましょう。相手はプロですから、それが一番確実です。正直言って、友達と一緒にする勉強は、身にならないことがほとんどです。自分の勉強を中断して、友達に質問されんのも、集中を阻害する一因となります。また、休憩をするにも、自分のタイミングと友達のタイミングは必ずしも一致しません。些細なことですが、日常のそういったペースの乱し合いは、結局双方にとって不利益だと僕は思います。また、授業間の休み時間は休むなとは言いませんが、その間にできる勉強は多く、有効活用しない手はありません。

 

2.傷の舐め合いが始まる

 予備校生は模試の成績が良くないと結構落ち込みますし、他の人の出来とかを結構気にしてしまいます。僕は、傷の舐め合いが始まったら終わりだと思っていました。浪人生の自虐ネタとか、マジでネタになりませんし、面白くもありません。浪人してんだから。他人の出来の前に、まずは自分の反省をしたほうがいいです。友だちができたら、成績の見せ合いはつきものです。そしてそれがプラスに働くことは少ないと思います。

 

3.集中して勉強する時間が減る

 友達と話していると、色んな情報が耳に入ってきます。高校のアイツが今どうしたとか、同じクラスの誰が付き合ってるとかどうとか、、、(予備校で大声でそういう下世話な話する人マジでハラスメントなんだよなぁ...)話が終わってさあ勉強だとなっても、その情報は、意外と頭の中でもやもや引きずってしまいがちです。度々言ってますが、勉強は集中力が命です。僕は、こういう状況はなるべく避けたいと考えていました。

 

まとめ

とまあ、デメリットを羅列してしまいましたが、僕にも高校時代からの友達はちらほらいました。(幸い、信頼できる友人は違うクラスでしたが)信頼できる友人がいることはもちろんプラスですが、だからといって積極的に交友関係を広げるのは良くないと思います。友達自体をいらないとまでは言いませんが、予備校は勉強だけするところです。友達とだべって時間を潰すのは、本人にとっても不利益ですし、周りの真剣にやってる人の迷惑にもなります。

あまり友達がいないことに不安にならないで下さい。一年くらいなんとかなりますよ!

 

 

「浪人するか・滑り止めに行くか」~浪人生の合格率とは??~

こんにちは!

 今回は、浪人するかどうか迷っている人へ、浪人の実態を踏まえて、決断の参考となる記事を書いていきたいと思います。

 

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浪人生の合格率

 僕は某大手予備校に通っていましたが、ある大学を目指す100人のクラスがあれば、その中で、実際にその大学を出願するのは50人、この内合格するのは25人くらいという感じです。要は、年度当初の大学、学部学科への合格率は約25%です。

「おいおい冗談きついぜッ!」っていう声が聞こえてきそうですが、実際僕も浪人する前はいくらなんでも低すぎだろうと思いました。ですが、浪人を終えた今、周りの合否の様子などを見てもこれはわりと正確だと思ってます。マジです。

 

 予備校を責めるつもり一切はありませんが、どのチラシをみても肝心の合格率は書いていません。まあ、書けねえよなあ。あのチラシをあんまり真に受けないほうがいいです。だって、成功したやつしか載せてないですから。あの笑顔の合格者の影には、3倍4倍の不合格者が隠れています。それが実態です。まずはそこを受け止めることが始まりです。

 

なんでそんなに低いの??

 結論から言えば、浪人生、真剣じゃない人が結構多いです。。。

3月、4月はみんなやる気に満ちていますが(中には最初からダメな人はいますが)だんだん勉強に真摯に向き合えない人が増えてきます。一年は結構長いです。モチベーションを維持することはそれほどに難しいことなのです。一年通して頑張れる人は、結局3割弱に収束するようです。

 

 

じゃあどうするか

 ここまでかなりネガティブなことを書いてしまいましたが、僕の立場としては浪人は賛成ですし、大手予備校に入ることはメリットの方が多いです。一年を通して正しいしい努力を継続することができれば必ず浪人は成功します。ですが、それはこれまで書いた通り、浪人は多くの人が失敗する厳しい道です。極端なことを言えば、勉強以外は犠牲にしても構わないという覚悟が必要です。生半可な覚悟で浪人することは絶対にお勧めしません。

 

まとめ

 浪人は、多くの人が思っている数倍厳しい。それでもやるなら相応の犠牲と覚悟が必要。

 

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浪人生が予備校に入るまで(3月)にやるべきこと

こんにちは!

 

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今回は、浪人が決まった予備校生が、予備校の授業が開始するまで何をすべきか、成功した浪人生はどうしていたかを書いていきたいと思います!(1から優先度順)

 

  1. 自己分析
  2. 勉強計画、見通し
  3. やりたいこと
  4. 簡単な勉強

1.自己分析

 まずは1にも2にも自己分析です。自己分析もハンパなままで、勉強始めてるのが一番危険ですよ!自己分析って何するかっていうと、なぜ落ちたかを突き止めることです。たまたま受かることはあっても、たまたま落ちることはありません。落ちたのには必ず理由があります。例えば、単純な勉強量の不足(これが一番多い)。集中力の不足。勉強に対する姿勢など。自分の一年間の受験生活をとにかく徹底的に振り返りましょう。ノートとかに書き出してみるといいです。僕はb5ノート4ページくらい箇条書きで埋まりました。

 

2.勉強計画、見通し

 1.でやった分析をもとに、改善策を打ち出しましょう。1と2で一セットです。正直僕は、現役時に落ちた延長線上で勉強を続けるより、ひたすら落ちた原因を考えましょう。そしてその対策を考えましょう。厳しいことを言えば、現役時と同じようにやっても、受かるわけないのです。弱い自分と向き合うのは辛いですが、これらはめちゃくちゃ大事だと思います。あと、成功した浪人生のブログをひたすら読み漁るのもおすすめです。

 

3.やりたいことをやる

 授業が始まると、基本的には勉強だけの生活になります。1,2が終わっているならば、始まる助走がてらやりたいことを一年分やっておくのもありだと思います。まあ、もやもやしたままグダグダ勉強するよりか全然いいと思います。この段階で正しい努力をガツガツ進められている人はほぼほぼいないと思いますし、ここでそんなに差はつかないと思います。

 

 

4.簡単な勉強

 先述の通り、この方向性が固まってない段階でガッツリ勉強するのはオススメしません。簡単な勉強とは、英単語、英語例文暗記、古文単語、無機、有機化学など、授業が始まった後でも結局自分でやらなければならない暗記系のものをやっておくと、後々楽です。

 

まとめ

ガッツリ勉強するのはおすすめしない。まずは兎にも角にも自己分析を!!!

 

 

 

質問などありましたらコメント欄にお願いします!!

 

成功する浪人生の一日

こんにちは!今回は無事一年の浪人を成功させ、第一志望たる、旧帝理系に合格した筆者が、浪人生の一日の過ごし方を書いていきます。(実家ぐらし)

 

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7:30 起床

8:00 予備校へ出発(電車内で勉強)

9:00 予備校着、1限開始

17:00 4限終了、休憩

17:30 自習室で自習

20:30 自習終了、帰途につく(電車内で勉強)

21:30 帰宅 休憩

23:30 就寝

 

勉強12時間、睡眠8時間、残り4時間ってところですかね。

 

まあ、こんな勉強できんの???って最初は思うかもしれないですが、予備校にいる時間を固定してやれば、このくらいなんてことないです。

 

睡眠に関しては、まじで大事です。いやほんとに。僕は寝過ぎ感あるかもしれませんが、最低7時間は寝ましょう。勉強は継続が命です。勉強を継続させるためには、まず勉強をやる時間を固定することが大事です。そして、勉強は、日中集中してやりましょう。集中することがキーです。学習効率に深刻に関わります。そして、集中するためには、日中眠くならないことは必須です。だから睡眠が大事なのです。受験生だからちゃんと寝ましょう。

 

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残り四時間は、飯食ったり、風呂入ったり、身支度したりです。休憩は、ネットニュース見たり、家では、グダグダyoutube見てたりしてました。家では完全にリフレッシュって感じでした。

 

 

まとめ

一番伝えたいのは、自分が毎日持続可能な一日の過ごし方を模索しましょうということです。毎日同じ生活をしていると、勉強も計画通り進むようになり、勉強以外での、心身のストレスも溜まりにくくなります。あくまでも、自分が持続可能でないと意味がないです。ぜひとも早い段階であなたの最善の一日の過ごし方を構築してみてください!

 

 

 

<予備校か宅浪か>~予備校に通うメリット~

全国の迷える皆さんこんにちは!おそらくこれを見ている人の心境はめちゃくちゃわかります。かくいう僕も去年の今頃はネットで浪人のこと調べまくって、いろいろ不安になってましたよ!

 

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 結論

絶対予備校行った方いいよ。

いや、これはマジです。僕も予備校行ってなければ危なかったと思うし、僕も進学校出身ですが、宅浪して成功した人ほぼほぼ見たことないです。

 

理由

  1. ONとOFFがしっかりとつけられる
  2. 質問環境が整っている
  3. 授業受けるのが一番効率がいい

1が一番大事です。宅浪は病むとかよく聞きますけど、おそらくON,OFFがつけにくいからなのではないかと思います。僕は、基本予備校に9時に行って21時に帰っていましたが、「予備校ではON、家ではOFF」としっかり割り切って、日中ちゃんと半日勉強して、帰ったらしっかりリラックスする。といった基本サイクルを構築できたことで、心身共に、ストレスをあまり溜めずに勉強を継続できたと思っています。いくらやる気があっても、毎日際限なく勉強なんてできません。勉強は継続が命です。続けるには、ほどほどが一番です。

 

2,3は似たようなものですが、正直、一度落ちた人は十中八九、凡人です。そして、凡人が独学しようと思ってもなかなか効率は悪いものです。そこで、100万払って教えてもらう予備校があるわけです。まずは騙されたと思って、予備校に頼るのが最善だと思います。

 

予備校に入るには少なからず出費がありますが、僕は値段相応ないし値段以上の価値があると思います。予備校をうまく活用すれば、必ず成果は出ます。親子ともに覚悟を決めて、ご決断を!

 

予備校の選び方はこちら

 

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<予備校の選び方、決め方>~河合塾か駿台か~

こんにちは。はじめまして、浪人を考えている皆さん。何とか一浪を成功させた筆者が、一年の経験から言えることを述べていきます。

 

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 結論

いきなり結論から申しますと、どっちでもいいよ。

なんだよ無責任じゃあねえかと思わないでください。浪人を成功させた人の多くの本心がこうだと思います。

じゃあ何故か。それは河合も駿台も、どちらも、環境的な部分(講師や授業の質、合格実績等)は大差ありません。予備校の中では、どちらを選んでも最善の環境であることは間違いないでしょう。差がつくのは、入ってからの本人の取り組みです。

要は、この時点での選択を間違ったから、落ちる。といった因果関係は、ほぼほぼ無いということです。

選択の基準

僕はというと河合塾を選択しました。なぜなら通いやすかったから(地理的要因)

僕の家から、河合に行く方が駿台に行くより20分くらい早く行けたのでそうしました。

一つアドバイスをするとしたら通いやすさや施設の綺麗さ、自習室の雰囲気など、勉強以外のところで自分にとってストレスの少ない方を選ぶことをお勧めします。浪人生にとって、勉強以外の部分でストレスを溜めないことは極めて大切です。

 

 まとめ

説明会などに行く際は以上のことを気を付けてみましょう。